■スキマ時間とは
「スキマ時間」というと、最近では「すきま時間にバイトする」など、フレキシブルにバイトしたり、バイトを募集したりする行為のために利用されるケースが多いですね。
ですが、まだまだ一般的な会社員だと、スキマ時間にバイトするなんてできません。ビジネスのシーンでは、スキマ時間のバイトが流行る前から、「スキマ時間」という言葉が使われていましたが、その使われ方はちょっと違っていました。
ビジネスで働いている人にとっての、スキマ時間は、職種によって異なりますが、例えば外回りが多い営業職の場合を考えると、移動時間、電車を待っている間の時間、客先訪問時間の間の調整時間など、何かのイベントの合間、合間の時間になります。
■リモートアクセス技術が利用される場面
リモートワーク、テレワーク、働き方改革、などという言葉はかなり前、恐らく20年は前、からあったわけですが、日本では中々定着してきませんでした。ご存知のように、コロナの流行でその需要が爆発するまでは、テレワークはなかなか推進されませんでした。
一方、リモートアクセス、テレワーク用のシステムは昔からあったわけで、そういったシステムはどういった市場をターゲットにして、販売されていたのでしょうか?
それは、上で書いた、ビジネスにおけるスキマ時間が大きなターゲットとされていました。移動時間に、会議と会議の間に、電車を待っている時に、業務を行い、効率を高めましょう、というメッセージで売り出されていました。
もちろん、中にはテレワークの目的でリモートアクセスやウェブ会議を導入している先進的な企業もありましたが、当時のリモートアクセス製品の主なターゲットは外出先のスキマ時間の有効活用、や出張先から会社にアクセスするという、テレワーク以外の活用方法でした。
■今一度、スキマ時間活用の見直しを
コロナ流行から数年で企業のテレワーク環境の整備は一通り整っているというのが現状かと思います。一方、この数年間、上のようなスキマ時間の使われ方に関して、あまり議論されていないとすると、もう一度見直してみるのも良いと思います。
昔と違って、クラウドサービスが豊富になったので、社内へのアクセスは不要だという意見もあるかもしれません。でも、全てのシステムがクラウド上に構築されている企業は多くはありません。
例えばファイルサーバーに関しては、ある調査ではクラウドサービスとオンプレサーバーの両方を活用しているという企業が過半数以上という結果になっています。なので、オンプレミスのシステムはまだまだ存在し、その企業資産にアクセスする方法も同じように、まだまだ必要なのです。
■お勧めのリモートアクセス
コロナ流行で「リモートアクセスができます」という触れ込みの製品や、サービスが増えた結果、どのサービスや製品を選択すれば良いかわからないという方に、以下2つの製品をご紹介します。
この2つは当社が提供するもので、20年以上の実績を持ち、安心してご活用いただけると考えています。
V-Warp
https://www.v-warp.com/
1ユーザーから利用開始ができ、機能も会社にあるPCの画面転送に絞った形で提供される小規模導入向け製品です。
SWANStor(スワンストア)
https://www.areabe.com/product/
小規模から大規模な導入まで対応し、扱えるプロトコル、認証方式も豊富な製品です。
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